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エコーを取る日がやってきた。

RadiologistのドクターTが薄暗いエコー部屋に入ってきて
私が指で示した部分の画像を映し出した。

まん丸で黒くて良性のしこりにそっくりだと思った
中に水が入っていると中身が黒く写るのは事前に調べてあったから。

「1センチですね、針生検しましょう」

「えっ、これ中身が黒いのに悪性なの?」

「真っ黒というのはこういう色のことで」と画像の真っ黒な部分を指して
「これは真っ黒とは言えないんだよ」

よく見てみると真っ黒じゃなくて灰色…

…あの、この中に血管は走ってるんでしょうか?って聞きたかったけど
怖くて聞けなかった。 

だって、血管走る=がんですから。

後で調べたら私の画像はこのウェブサイトに掲載されている 
「充実腺管癌の典型例」ってやつに似ていた。 
http://www.ususus.sakura.ne.jp/062-013lsolitubu1.html

でも、ドクターTいわく
fibroadenomaと呼ばれる良性のしこりも似た感じに写るので
その場合はすべて針生検で調べるとのこと。




「見つけてくれてありがとう」と嬉しそうに私に言ったドクターTの
顔は感謝してるみたいだった。

だって、3ヶ月前に撮ったマンモから彼は何も見つけることは
できなかったんだものね。

「これってがんなんですか?」

「中身を調べるまでは僕もわからない
もしがんでも1センチしかないから抗がん剤もしなくてもいいかも
しれないし、ね?」

私と目を合わせない気の優しいドクターTは明らかに動揺していた。




頭が真っ白になっている私とエコー部屋を出たドクターT

「ちょっと待って、今乳がん専門のナースを紹介するから」

私の前に現れたのは乳がん患者だけをケアするベテラン乳がんナースA、
明るくてひまわりみたいな女性だった。

乳がんナースAの部屋はピンクリボンや乳の写真でいっぱいだった。
とりあえず、不安だった私の気持ちを彼女にぶちまけて
話を聞いてもらったら少し気分はおさまった。

彼女は私の2週間後の針生検に付き添ってくれると言った。

彼女に「Don't worry」とひまわりみたいな明るい笑顔で言われると
本当に何も心配しなくてもいいような気分になれた。
Secret

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